Eno.468 真ヶ門 アキトの日記

「俺だって考え事だけってときもあんだぜ」

熟考
見る度に、砂浜と海の境目がどんどん陸へ近づいて来ている。
あの瓶に書いてあった、島が沈むーってのは本当だったらしい。
きっと問題なく帰れるだろうと確信しているから怖くはないものの、名状しがたい不安が付きまとう。

花火、美味しい食事、生きて帰られるという希望……
けれどもなにか、良いことだけではないような予感。

……いや、今は良い。そんなことはどうだっていい!
その時になったら考えよう。今の俺にはどうしようもならない。

それにしたって花火、花火か……
前に見たのは数年前、親父の屋台の手伝いをした時、偶然見れたのが最後だったな。
"星の記憶"…ってのも、よくわかんねーけど、凄いことがありそうだ。