Eno.553 ベテルギウスの日記

星の記憶と箱

なにやら材料が整っていたので、
今朝方ありがたい教えを唱えながら【星の記憶】とやらを作ってみる。
奇妙な花火のようだとおもったが、
謎の遺跡に続く道が現れた。
そこにあったのはただの箱、中身を空けてもただの記録。

我が主を修繕するようなものはどこにもなく、
ひっそりと溜息を吐いた。

遺跡の中は、全然違うのだが、どこかシェルターの一角、
データベースセンターを思わせる。
そういえばあいつらは無事にシェルターのほうに戻れただろうか。
それともそろってお釈迦になって無人島送りになったか。

何にせよクローンの数が増えたり減ったりするだけか。
水面が上がり、脱出の時は近い。
色々と考えておくべきだろう。

老婆が岩場の方で何かをやっているようだ、が。
二人ほどついていったところを見ると、俺が出張るほどでもない。