Eno.1032 アリアンロッドの日記

6日目_4

ついに修復用の資材が整った。岩場に行って私の半身を起こしに行く。

まぁわかってはいたけど、酷いものだった。前面の左側が焼き切られてるし、武装は半分くらい無くなっているし、弾薬庫も吹っ飛んでいるし、あちこち浸水してて動かない。それでも隔壁で仕切られた跳躍機関は無事だったので、一旦離水する。
……跳躍機関は無事でも浮遊機関が無事じゃなかった。跳躍機関は充電に時間がかかるから、浮き続ける、のには使えない。敢なく転覆した。海中でもう一回体勢を立て直して打ち上がっておいたけど。これなら波に攫われたりまた沈んだりはしないだろう。

ともかく、これで私はやるべきことができた。もう大丈夫だ。改めて名乗ろう。
──私はアリアンロッド。銀の環の女神の名を戴く、大精霊だ。