Eno.124 ナオンキ・エッターシャの日記

エッターシャ家の騎士たる母は

母は女の騎士だった。
このオデュエという地には迷宮があり、そこから這い出ずる魔物は住まう人間や家畜を脅かす。
エッターシャ家は、それから人を守る騎士であったという。
やがて外来者が増え都市として栄えた。
今に至るまで、騎士の地位を守ってきた家に生まれたことは名誉なのだと思う。
母親も例外ではなく、名誉を語っていた。
だがそれに甘んずることなく、名誉ある者なりの『心』と『行動』を示しくれていた。
母からその2つ……一纏めにすれば騎士道精神であり、そのような在り方を