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Eno.323
冥月サトリの日記
Page6-6:汽笛
気温が低い。目が覚めてしまった。
洞穴は雨風が凌げるといっても所詮は屋外だ。
遺跡の中なら多少はマシなのかもしれないけれど、
ずっと中に誰かがいるらしい。
遠目に見た感じ、恐らくは以前僕に話しかけてきた変人だと思うけれど、
雰囲気が随分変わったように見える。
まあ、正直どうでもいいね。
それよりも、よく耳をすませば汽笛の音がする。
救助船だ。間違いない。
いざというときにはすぐ出られるように、荷物の準備だけはしておこう。