ボトルメッセージ

この夜に地は星よりも明るく

輝きを見た。

望む、望まぬと関わらず、此処へと流れ着いたひとびとは火を灯し、生き始めた。

言葉を交わし、互いの意思を確かめ、共に歩み始めた。

やがて沈むはずのこの島で。

ひとびととゆっくり過ごすには危ぶむべき状況だったが

そこで重ねた日々は……楽しかった。

天から覗いていた頃に目にした光景そのままに、ひとびとは集い、食べ、笑い、そして話していた。

時に、己がままならないことでさえも。

そこに私は、天に瞬く星々より明るい輝きを見た。

彼らの生きゆく姿そのひとつひとつが、彼ら自身が灯した火のように明るく、空の月よりも眩かった。

祈るならば、この輝きがいつまでも続くように。

嵐の中ですら掻き消されぬ瞬きのままであるように。

そう在れかしと、ただひたすらに願って止まない。