Eno.15 トト・アズハル・イルファンの日記

トトの手記21

酔っぱらって書かれた手記には、そのままの感情が羅列されている。



気分がとってもいい、たのしい、愉快だ。

今日は人と共に食事をとったよ、飲んだ、実に美味であった。この島には怖いことなどないのだな、あったらセトが僕を連れて匿ってくれるものな、昔と反対である。昔は僕が匿ったのだ、痛ましい姿のセトを。懐かしい。セトも楽しそうで僕は嬉しい。もう少しで帰れるね、嬉しいかいセト。

もうすぐこの島が沈んでしまうのが惜しいよ、さみしい。それでもぼくはね、オーランに会えるのが楽しみだから、早くここから帰りたくもある。この島であった楽しかったこと、全部教えてあげるよ。君はきっと笑ってくれるね。僕は早く君とたくさん話しがしたいよ、たのしみだね。

あぁ、君は泣いてないかい、泣いていたらうんと慰めてさしげよう。僕の愛しの王よ、楽しみである、全てが楽しみであるよ。君に涙は似合わない、君は笑顔が1番素敵だとおもう。僕に向けるあの笑顔全てが愛おしいよ

僕を思って君が泣くくらいなら出会わなければ良かったと思うほどなのだ。好きだよ、愛してるよオーラン。

沢山酒を飲んだのでとても気分がいい。くじもたのしかった、うまくできたとおもう、いいものであった。いっぱいはずれたけど、楽しかった、よろこんでいた。帰るのがやはり少し惜しい。君にもぜひ会わせたいのだ、僕が気に入ったのだから君もきっと気に入る。ねえ、そう思わないかいオーラン。

本当に全てが楽しかった。

オーラン、君にも笑っていて欲しいよ。僕のことを笑って待っていておくれ。