蛇の独白48
海水がこの島のいたる所に流入してきているのが見える。
いずれは拠点の方にも、徐々に流入してくるだろう。
……ああ、だがしかし、
――砂浜の方で、汽笛の音が鳴っている。
船旅をしていた連中がこの沈み行く孤島に気付き、停泊してくれたようだ。
その善意に甘えたいところだが……後、問題がひとつだけ。
この壊れかけた身体が、そこまで保つかどうかだ。
海面が上昇している以上、どう足掻いても身体が海水に浸かるのだ。
その激痛に我がどれだけ耐えられるかが問題である。
例え我が力尽きようと、せめて共に生きた漂着者たちが、先に全員乗ってくれると良いが……。
いずれは拠点の方にも、徐々に流入してくるだろう。
……ああ、だがしかし、
――砂浜の方で、汽笛の音が鳴っている。
船旅をしていた連中がこの沈み行く孤島に気付き、停泊してくれたようだ。
その善意に甘えたいところだが……後、問題がひとつだけ。
この壊れかけた身体が、そこまで保つかどうかだ。
海面が上昇している以上、どう足掻いても身体が海水に浸かるのだ。
その激痛に我がどれだけ耐えられるかが問題である。
例え我が力尽きようと、せめて共に生きた漂着者たちが、先に全員乗ってくれると良いが……。