未知の箱
「未知の箱を開けることができた。
かなりの数があったが、みんなで協力して開けていたよ。」
「中には、このシマの歴史があった。
この箱を遺した人は、このシマができるまでの文明……
“レムリア”について知ってほしかったんだろうな。」
「まさか、ここまで詳細にこのシマのことが明らかになるなんて……
パンの成る木に鰓呼吸の動物。そのどれもが人工物……」
「いろいろな情報が入ってきて頭がパンクしそうだった!
みんなそれぞれ情報を読み解けていてすごいな……」
「それで、サクヤがシーグラスをくれたんだ。
この海の魔素でできた石……らしい、ということだったが、どうなんだろうな。」
「多くの恵みをもたらした海。
ひとつの文明を滅ぼし、内包する海……
まだまだ謎はたくさんあるんだろう。」
「この海の謎をいつか解き明かしてほしいものだよ。
クーの研究に期待しなきゃな。」
「そういえばさっき、イノシシの丸焼きを作ったんだ。
このシマに来て初めての料理かも……」
「ここに来てから、動物を捌いたり肉を焼いたり……
燃料を作ったりで、料理をする余裕がなかったからな。
ようやく時間ができた、ってことなんだろうな。」
「特にやり残したことは、ないと思う。
離島でイザベラの写真も撮れたし。」
「あとは何をしようかな……。
みんながやり残すことがないように、サポートをしていくか。」
「船に乗って帰るまでが漂流だ。
最後まで油断しないようにしないとな。」