Eno.35 レナード・ニューマンの日記

未知の箱

未知の箱を開けることができた。
 かなりの数があったが、みんなで協力して開けていたよ。」


「中には、このシマの歴史があった。
 この箱を遺した人は、このシマができるまでの文明……
 “レムリア”について知ってほしかったんだろうな。」


「まさか、ここまで詳細にこのシマのことが明らかになるなんて……
 パンの成る木に鰓呼吸の動物。そのどれもが人工物……」


「いろいろな情報が入ってきて頭がパンクしそうだった!
 みんなそれぞれ情報を読み解けていてすごいな……」



「それで、サクヤがシーグラスをくれたんだ。
 この海の魔素でできた石……らしい、ということだったが、どうなんだろうな。」


「多くの恵みをもたらした海。
 ひとつの文明を滅ぼし、内包する海……
 まだまだ謎はたくさんあるんだろう。」


「この海の謎をいつか解き明かしてほしいものだよ。
 クーの研究に期待しなきゃな。」



「そういえばさっき、イノシシの丸焼きを作ったんだ。
 このシマに来て初めての料理かも……」


「ここに来てから、動物を捌いたり肉を焼いたり……
 燃料を作ったりで、料理をする余裕がなかったからな。
 ようやく時間ができた、ってことなんだろうな。」


「特にやり残したことは、ないと思う。
 離島でイザベラの写真も撮れたし。」


「あとは何をしようかな……。
 みんながやり残すことがないように、サポートをしていくか。」



「船に乗って帰るまでが漂流だ。
 最後まで油断しないようにしないとな。」