Eno.606 聖涙竜の遺仔の日記

No,32_刹那に輝く極彩



皆様が作り上げた花火が、夜闇を照らす。

前回と同じように、華やかな煌めきが、視界一杯に。



此処ぞとばかりに、用意していた食事を振る舞い、振る舞われ。

なんだかんだ、此度の7日間も、あっという間に過ぎ去って。



「私は、今。
 此の上無く、嬉しくて、楽しくて、満たされている」



嗚呼――なんと名残惜しき色彩か。



世界中の、すべてのいのちが。

皆様のように、平和で在れば、良いのに。