7日目_7
現在の天気も晴れ。この島にいる間は晴れが続きそうだ。
ぼちぼち、持っていきたいものを選定する必要がある、ということで荷物に入れることにした。
・円筒状のきのみ
・丸いきのみ
・ギザギザの野草
・羊めいたきのみ
・四角いきのみ
これらは人の手が入っているなどで、作物として有用な特性を持っている。持ち帰った暁には、育てられないか試してみようと思う。
この中で唯一言及がなかったのが、羊めいたきのみ。……これ、プランタ・タルタリカ・バロメッツじゃないかな?“元からこうだった”なら手を加える必要もない。これもこれで、食べればカニの味、潰せば畜産を介することなく牛乳の代用を得られて有用だった。
・トリ
推定、鶏。単為生殖をする、という特性は、家畜として大きなメリットを持つ。問題は、肉卵兼用種はそれぞれ専用の種と比較して味や効率で劣る面があること。これは持ち帰って比較してみないとわからないな。トリには可哀想だけど、利用価値がないとなれば処分することになるだろう。自然に放逐すればどうなるかは、いくらでも罠に掛かってくるこの自然が証明している。まったく、実験動物を放逐するんじゃないよ。
あと4つほど、持ち帰る枠がある。どうしたものかな。
困ったら宝石でも詰め込んでおこうか。私達はエネルギーを固体に変えて保存する時、重量比の効率の良さから宝石をよく選ぶんだ。逆も然りでね。
だから私達は多くの場合、その内部に大量の宝石を抱えている。それを狙う輩も出てくるものだから、困った話だ。“私”が抱えていた分は、戦闘の損傷で全部落としてしまったみたいだけどね。
それを確認しつつ、鞄君が探していた巻貝の貝殻を探しにいった。流石に食べた貝殻は使えないからね。残念ながら見つからなかったけど、そのついでに救助船の人達に大事なことを聞けた。……これは日記の後の方に回そう。
その後皆が起きてきて賑わってきたところに、貝殻が足りたらしい鞄君から贈り物があった。貝殻のネックレス。
中心に二枚貝の貝殻を。その左右に輪を連ねるように、輪の形に削った巻き貝の貝殻を配置したもので、
二枚貝の貝殻、外側となる面にはニコニコマークが、内側の面には、簡単だが――この島の全員が集合した絵と、私のイニシャルが描かれていた。手の込んだ贈り物だね。
それと、この紐に仕掛け、もとい神秘を感じる。恐らくは厄除けのお守りの類だ。何か自分の持ち物を糸に解して使ったりでもしたのか、或いは彼も神秘を込める技術を持っているか。どちらにしても、嬉しい贈り物だった。
後に回したことというのは、他のtor-onを拾ったりしなかったか、という質問。これには是が返ってきた。鉄葎という子で、メイドさんだった、と。……命名法則からして、人型の下級個体かな。しかし私は知らない個体だから、もしかしたら帰ったら何年か……或いは何十年か経過しているかもしれない。それでも崩壊して世界ごと消失したノルテステラではなく、起源であるアーシエに帰れる、というのは、間違いなく朗報だった。
ぼちぼち、持っていきたいものを選定する必要がある、ということで荷物に入れることにした。
・円筒状のきのみ
・丸いきのみ
・ギザギザの野草
・羊めいたきのみ
・四角いきのみ
これらは人の手が入っているなどで、作物として有用な特性を持っている。持ち帰った暁には、育てられないか試してみようと思う。
この中で唯一言及がなかったのが、羊めいたきのみ。……これ、プランタ・タルタリカ・バロメッツじゃないかな?“元からこうだった”なら手を加える必要もない。これもこれで、食べればカニの味、潰せば畜産を介することなく牛乳の代用を得られて有用だった。
・トリ
推定、鶏。単為生殖をする、という特性は、家畜として大きなメリットを持つ。問題は、肉卵兼用種はそれぞれ専用の種と比較して味や効率で劣る面があること。これは持ち帰って比較してみないとわからないな。トリには可哀想だけど、利用価値がないとなれば処分することになるだろう。自然に放逐すればどうなるかは、いくらでも罠に掛かってくるこの自然が証明している。まったく、実験動物を放逐するんじゃないよ。
あと4つほど、持ち帰る枠がある。どうしたものかな。
困ったら宝石でも詰め込んでおこうか。私達はエネルギーを固体に変えて保存する時、重量比の効率の良さから宝石をよく選ぶんだ。逆も然りでね。
だから私達は多くの場合、その内部に大量の宝石を抱えている。それを狙う輩も出てくるものだから、困った話だ。“私”が抱えていた分は、戦闘の損傷で全部落としてしまったみたいだけどね。
それを確認しつつ、鞄君が探していた巻貝の貝殻を探しにいった。流石に食べた貝殻は使えないからね。残念ながら見つからなかったけど、そのついでに救助船の人達に大事なことを聞けた。……これは日記の後の方に回そう。
その後皆が起きてきて賑わってきたところに、貝殻が足りたらしい鞄君から贈り物があった。貝殻のネックレス。
中心に二枚貝の貝殻を。その左右に輪を連ねるように、輪の形に削った巻き貝の貝殻を配置したもので、
二枚貝の貝殻、外側となる面にはニコニコマークが、内側の面には、簡単だが――この島の全員が集合した絵と、私のイニシャルが描かれていた。手の込んだ贈り物だね。
それと、この紐に仕掛け、もとい神秘を感じる。恐らくは厄除けのお守りの類だ。何か自分の持ち物を糸に解して使ったりでもしたのか、或いは彼も神秘を込める技術を持っているか。どちらにしても、嬉しい贈り物だった。
後に回したことというのは、他のtor-onを拾ったりしなかったか、という質問。これには是が返ってきた。鉄葎という子で、メイドさんだった、と。……命名法則からして、人型の下級個体かな。しかし私は知らない個体だから、もしかしたら帰ったら何年か……或いは何十年か経過しているかもしれない。それでも崩壊して世界ごと消失したノルテステラではなく、起源であるアーシエに帰れる、というのは、間違いなく朗報だった。