ボトルメッセージ

狂ったように書き殴られている文章

──いずれ、また『それ』はやってくる。
 
陽桜市か、或いはこの場かはわからない。
 
かつて虐殺と混乱を招き、闇に葬られた一族の始祖が帰ってくるだろう。
 
それは世界を狂わせる、それは恐怖を呼び起こす。

千年もの間、我らが見上げる宇宙そらを漂っていた悪神が、遠くない未来堕ちてくるのだ。

天を仰げ、空高く。

いずれ訪れる『今宵』、あの神は戻り来る。
 
あの恐るべき混沌の虐殺者、『血族』──その始祖が。
 
 
願わくは、この筆記を見た者がそれに備えられる者に。
私が知る世界線である、『大規模作戦』が起こったあの世界──果てぬ『暗夜』、無限に誰もが惑う『迷宮』のような世を潜り抜けたあの時空の者に届くことを願う。

今は滅んだあの一族、その末裔も存在するやもしれないが...今はその判断はできない。
もし、これを読んだ君がそれを知っているなら、この文章を───