Eno.195 レンの日記

一面の済んだ色は、私の記憶に強く残ることだろう



兄が生き延びたのかどうかは知らない。
村だった場所はもうないことだけ知っている。

あたしが死んだ日、一緒に滅びた生まれ故郷。


「死に損ないなりに生きていこう」