Eno.323 冥月サトリの日記

Page8-3:船旅

 
僕たちはすぐに帰れるというわけではないらしい。
海開きという現象が起きなければ、別世界への道は開かれないそうだ。
救助船(というよりはこれは多分調査船だ)の乗員が
当然の顔をして言うのだから真実なのだろうね。

向こうに彼らの造った船が見える。
会話の内容までは当然聞こえはしないけれど、
甲板で何をやっているかはなんとなく分かる。

派手な襟巻きが目についた。威嚇をしておいた。