Eno.306 岬カノアの日記

そのご1.ある仲間へ伝えれなかった言葉

学者風の船員から島での生活等の調書を受ける中であの発言について考えていた。

ぼくの世界は、昔から色々な妖精妖怪が見える形で暮らしている。あの話しぶりから察するに自身とタバコ以外なにも信じられない状況に置かれていると仮定できる。島愛称がタバコに決まったあたりだったかな、なにの調査をしているのかを知る要素を耳にしたのは。
 民間伝承の一つとして妖精妖怪の話が語り継がれている世界からすればぼくの世界は例だ。最後の最後までチャロくんとザガミくんとレモンちゃんに対して懐疑的だった。
目の前にあなたの世界では【見の領域】を持ち【波長】が合わなければ会えない彼らが目の前にいて、体感時間14日島7日目間を共に過ごしていたから。元の世界にいたとき以上に防衛してしまうよね。

 ごめん、ぼくもあなたのこと疑ってました。
でも、彼らに会えたことは誇りに思ってください。


 学者風の船員曰く、
【絶海領域】の【海開き】、ありとあらゆる海と繋がる時期を迎えるとのこと。
 そうか、行きたい場所へ帰ることや旅立つことができる権利をぼくたちは得てしまったんだ。
帰る場所は決まっている、あとはこの領域を抜けるころに【ぼくの世界の海】停泊して貰うように頼もう。