Eno.858 カティーテの日記

DAY8 昼 船上 晴

この強さの弓が引けるようになったいうことは、
本来の力がだいぶ戻っているように思える。
絶海領域が開いており、外に向けて進んでいるのは確からしい。

逆に言えば、元の世界が近づいているのだろう。
此方から帰れるということは、彼方から来られるかもしれん。

今のところ水平線に予兆はない。
いざとなれば海に飛び込むのが早いか。
それでこの船に累が及ばないのであれば。

泳ぎは不得手ではないが動きは鈍る。
いかだなりボートなり作れなかったのが悔やまれるな。