Eno.693 須屋凛子の日記

あの日見たゆめ

ピピピピ、ピピピピ
ピピピピ、ピピピピ


休日だというのに枕元で鳴り響くアラーム音
夜勤明けで気絶するようにベッドに倒れ込み、そのままだったのだ

長い、夢を見ていた気がする。
子供時代、全てがぐしゃぐしゃだった家の中、布団に包まり見ていた空想ゆめとよく似た…
あの頃には無かったものを、今は手に入れることができている。
その過程で置いてきた者、失った物

カーテンを開けると窓からはよく晴れた空がのぞいている
いつもは日が沈むまで眠ってしまうが、今日は海に行ってみようか
あの夢みたいに大はしゃぎはできないけれど…