Eno.540 オオトリ アサヒの日記

無題

景色が変わらないというのは大変に暇なものだな…と青空を眺めながらぼんやりする。
島で木を切ってた森だってもう少し色々見るものはあったし、何より忙しかった。
とんでもないワーカホリックが居たからのんびりしてたように思っていたけれど。

思いつきで大砲直して花火かっ飛ばしたの気持ちよかったなとか、あの時白黒の彼ちょっと驚いてて見た目よりとっつきやすいんだなと思ったことや、結局花火大会になったけど誰も怪我がなくてよかったとか凄い花火綺麗だったとか…あれ?無人島生活めっちゃよくなかった?

そんなことを考えてしみじみしてたら、この船では大変貴重でありがたい視線を感じたので、そのまま無理矢理食事に付き合ってもらう。

オムライスもプリンも力作なんだけど、不審者からの不審物なのは間違い無い。
ほぼほぼウザ絡み状態のオレに大変迷惑だっただろうが、文句言いながらもひとつひとつ丁寧に打ち返してくれる彼はこの上なく親切だった。

…「向こうの船に乗れば良かったんじゃ?」はお互い様だったとおもう。
オレより準備も手際も頭の回転もいいし。
…流されたやつ全員そうだったけど。

寝てなくてぼんやりとダル絡みを続けていたら、彼がハンモックを貸してくれた。

絡みついでに名前を聞き出し、ありがたく眠りについた。

…途中なんか変な夢と爆音に目が覚めたが…
みんな元気なんだなと無理矢理納得して二度寝する。

起きたら今度はなにを振る舞おうか…