Eno.730 蘢 龘子の日記

出航、そして帰る前に

「友達とみんなで飛ぶの、わたしの夢でしたから……とっても嬉しい」


「みんなも喜んでくれてよかったですよっ」



お船が出てからも更に!色々ありましたね。日記に追記をしておきますっ

かばんさんの色々がなおって、にしみさんという本当のお名前を教えてもらったり。
アリアさんの本来のお姿を空中投影という形で見せてもらったり。
みんなでお空を飛んだり!

その中でも衝撃的だったのが……ゆきみちゃんが中々あぶなさそうな世界出身だったことかな?


「ん……心配ではあるけれど。お家にちゃんと返してあげなきゃですよ」



心配、というのはその世界で過ごすことへの危険性。
これから、ゆきみちゃんが無事かどうかだけど――

……これはどちらかといえば余計なお世話というものでしょう。
おじいさんやおばあさん、お父さんやお母さんのようにだいじな家族がいて。
たくさんの学校の友達がいる。

おうちに返すのは当たり前のことです。


『どうか、ゆきみちゃんを守ってあげてくださいね』



御守りに向けて、祈りを込めて。

また背中に乗ってもらう『約束』をして。
いつか巡り合うために。

あなたを助けられるよう、少しの助力ができれば嬉しいな。




「……それはそれとして、にしみさん、わたしのことちょっと勘違いしてる~~?」



なんだか敬われてるようなきがする??
わたし、つい最近成龍に成った、ようやくいちにんまえどらごんなんだけど……



「龍神様の巫女として、いい感じの雰囲気がでてきたってことですかね?ふふふ~」
※そんなことはありません――



『秩序』を司る白銀龍の母と、『混沌』を司る緑地龍……強く出ている色がそれで、父は本当は混色の黒なんでしょうけれど。
偉大な二龍の番いの子として、生まれたわたしですから
未来ではそういうこともあるのかもしれません。

だけど――いつか永い時を経て、神格に至るとしても、それはずっと後の事千年単位で後の事
未定も未定ですからね。


「ちょっとこそばゆいかも~…」



できれば普通に接してほしいなぁ~。だめかな?