その夜、寝室にて
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︎︎月光のような白銀と艶やかで情熱的なブーゲンビリアの桃色が、豪奢な寝室を煌びやかに彩っている。
︎︎それは、トトと王の命の炎である。二色の光が美しく調和し二人を照らす。焚き火を眺めながら、何度も思いを馳せた、愛おしき夜が今はもう目の前に。
︎︎ふかふかとしたベッドに身を沈ませ、トトはゆったりと口を開く。あの不思議で奇妙な島で起きた7日間の出来事を、物語のように紡ぎ、王に語り聴かせているのだ。
︎︎その語り口は、夢とうつつの間を彷徨うような、ぼんやりとしたものであったが、王は愛おしそうにそんなトトを静かに見つめているのである。
︎︎愛おしい二人分の体温、二人だけの夜は次第に更けていく……
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︎︎月光のような白銀と艶やかで情熱的なブーゲンビリアの桃色が、豪奢な寝室を煌びやかに彩っている。
︎︎それは、トトと王の命の炎である。二色の光が美しく調和し二人を照らす。焚き火を眺めながら、何度も思いを馳せた、愛おしき夜が今はもう目の前に。
︎︎ふかふかとしたベッドに身を沈ませ、トトはゆったりと口を開く。あの不思議で奇妙な島で起きた7日間の出来事を、物語のように紡ぎ、王に語り聴かせているのだ。
︎︎その語り口は、夢とうつつの間を彷徨うような、ぼんやりとしたものであったが、王は愛おしそうにそんなトトを静かに見つめているのである。
︎︎愛おしい二人分の体温、二人だけの夜は次第に更けていく……
︎︎この物語は、これでおしまい。