アヒルとの出会い
トリップ・オア・デビルは、
気づいたらオレの掌の上で佇んでいた。
いつから一緒にいたかは覚えていない。
相棒と呼べるほど、お互いを知っているわけでもない。
冷たい水の上に浮かべると穏やかに羽を広げて、
他のアヒルを見つけると、挨拶代わりにまっすぐ見つめる。
何時だって眠たげに、瞳は閉じたまま。
バトルを見守る姿勢も物静かだけれど、
オレにはどこか、仲間を応援しているように見えた。
そのうちオレも一緒に、アヒルバトルを応援するようになっていた。
熱くて先が読めなくて、まるで夢のような戦場を気に入っていた。
もしも島に流されてから、今までの時間が夢だとしても
必ず記憶を船の先から現実へと繋げてみせる。
大切な出会いが、思い出が消えない約束を。
自分自身に契約を結ぶのだ。
それが悪魔の本業だから。
気づいたらオレの掌の上で佇んでいた。
いつから一緒にいたかは覚えていない。
相棒と呼べるほど、お互いを知っているわけでもない。
冷たい水の上に浮かべると穏やかに羽を広げて、
他のアヒルを見つけると、挨拶代わりにまっすぐ見つめる。
何時だって眠たげに、瞳は閉じたまま。
バトルを見守る姿勢も物静かだけれど、
オレにはどこか、仲間を応援しているように見えた。
そのうちオレも一緒に、アヒルバトルを応援するようになっていた。
熱くて先が読めなくて、まるで夢のような戦場を気に入っていた。
もしも島に流されてから、今までの時間が夢だとしても
必ず記憶を船の先から現実へと繋げてみせる。
大切な出会いが、思い出が消えない約束を。
自分自身に契約を結ぶのだ。
それが悪魔の本業だから。