妖精転生:完
もっとかくことないんですか?
せっかくお別れのお手紙なのに。

「びっくりした。寝落ちしてた。」
いいえ〜 ところで愛しの王様のもんだいかいけつお疲れ様でした。
よかったですね、めがみをたたえましょう。

「謹んで遠慮させていただきます。」
そんな⋯⋯⋯⋯
ところでなんであなたが転生するか話します。

「唐突でビビる。賢いからじゃないの?」
そんなことで転生なんてさせませ~ん。
あなたが神々の秘宝を盗みまくってへんなところにおくからです。

「おっとちょっと覚えがあるぞ。」
あるからなくすとこまるんです。

「⋯⋯⋯⋯」

「もしかしてなんだけど⋯」
そうで~す。
あなたの頭のなかにパスワード的なモノを置きっぱなしなので⋯
なくなるとこまるんです⋯⋯⋯⋯⋯

「切実で薬草。」

「それならぼくの寿命を引き延ばしてくれたらいいのに。」
いうとおもいました。
さすがにわたしも『時間』に逆らうことはできないです。『運命』のめがみなので⋯⋯

「神様に管轄違いとかあるんだ⋯」
でもあなたの盗み癖、未だ健在でめがみにっこり。

「それはさすがにおぼえがないよ。
ぼくはわるいようせいじゃないよ。」
おちょぼ口おもしろ~い。きゃっきゃ。
あなた王様の献上品、一口もらってたじゃないですか。

「あれ盗んだ判定なの?」
そうで~す。

「⋯盗んだって言う口実にした?」
部分的にそうで~す。
勇者に遠回りさせつつ困難の無茶振りをするために
いろんな地域のちょっと珍しいものを厄介な場所においたり⋯⋯
隙を見つけては神器を人類の敵に渡したり⋯パワーアップしちゃったのを
いい感じの難易度にしちゃったり、いろいろやってくれましたね。
めがみ的にはおもしろかったです。ゆるします。
でも他の神々はなんて言うかな?

「おもむろに拳銃を向けないでもろて⋯」
あといいかんじにデートの約束をしてるのもめがみポイントたかめ。

「盗み聞きやめろ!!」
めがみむししちゃいま~す。
一回ニンゲンにしたこともあるんですよ。

「じゃあその女神特権とかでしてくれよ。」
戻して!と苦情が殺到したのでないです。
黒髪ゆるふわセクシー首ぼくろムチムチ健脚の美魔女強気ちょっとガサツで面倒見のいいのを
おだししたのに⋯⋯オヨヨ⋯

「趣味の盛り過ぎでお腹壊しそう。」
ここにあっためがみのお気にで転生無双美魔女は!?

「そこになければないですね。」
オーヨヨヨヨ⋯⋯⋯⋯
というわけで盗人妖精さんにはロスタイムが決定しました。
この判決は覆すことができません。

「おおう⋯ それはどれぐらいあるのさ。」
あるとかないとかではないです。

「はい?」
神々の秘宝をすべていいかんじに戻して赦しを乞いてください。
さすればあなたはその無力な身から解放されることでしょう。
超重労働でおハーブ。

「⋯⋯⋯⋯⋯」
⋯⋯ッスー⋯⋯⋯⋯⋯
「フッッッッッッざけんなボケーーーー!!!!」
息子へ
他の秘宝を売ってぼくは大金持ちになるから行先で出会ったら覚悟しておけよ。