No,XX_Epilogue ~そして、女の向かう先は
<絶海領域>から離脱し、ユーディットが下船したのは、本来の到着先である海上都市―"碧海の都"と呼ばれる事も有り、海鮮料理が美味い街―であった。
一先ず、目的の教会に向かえば――本来其処には居ない筈の、恩師である司教が出迎え、大層驚いていた。
彼女が行方不明になった報せを受け、"もしや19年前と同じ事態になっているかもしれない"と考え、先に来ていたのだ、という。
其の後、ユーディットは持ち出した品々と共に報告を行い、同時に自分が船から投げ出された理由を知った。
どうやら、相当に大型の海魔が事故的に衝突したのが主原因で。
船内に居なかった者達は―必死に其処等の物にしがみついていた場合を除き―大体投げ出されたらしく、其の中でユーディットだけが<彼の海>へナガサレた、らしい。
海魔の撃退自体は当時の戦力で行われ、成功しているという。
そんなこんなで、ユーディットは本来の目的を終え、少しの観光の後、再び旅立つ事にした――














そんなこんなで、ユーディットは《萌ゆる冀望亭》という名の冒険者の宿へ向かう予定が発生した。
其れが、具体的にいつになるかは不明だが……
只一つ、言える事が在るとすれば。
其れもまた、彼女にとって、大きな転換点と成る、という事だ――
シマナガサレv3.0 お疲れ様でした!!
縁が合ったらクリトラで会おうな!!!!→:/ http://ct.428.st/?mode=profile&eno=123 /:
一先ず、目的の教会に向かえば――本来其処には居ない筈の、恩師である司教が出迎え、大層驚いていた。
彼女が行方不明になった報せを受け、"もしや19年前と同じ事態になっているかもしれない"と考え、先に来ていたのだ、という。
其の後、ユーディットは持ち出した品々と共に報告を行い、同時に自分が船から投げ出された理由を知った。
どうやら、相当に大型の海魔が事故的に衝突したのが主原因で。
船内に居なかった者達は―必死に其処等の物にしがみついていた場合を除き―大体投げ出されたらしく、其の中でユーディットだけが<彼の海>へナガサレた、らしい。
海魔の撃退自体は当時の戦力で行われ、成功しているという。
そんなこんなで、ユーディットは本来の目的を終え、少しの観光の後、再び旅立つ事にした――

「……あの日。
生還した君を引き取って19年。
異端審問官辞任を申し出てから、もう2年か」

「考えは……やはり、変わらないかね?」

「……えぇ、申し訳御座いませんが。
やはり、私は……
もう2度と、■■の教えを説く信徒……そして、異端を斬り捨てる"刃"には、相応しく在れません」

「此度、またナガサレた無人島。
其処で、嘗ての皆様と再会して、はっきりと実感致しました。
だから……」

「……そう、そうか。
それが、君の決断であるならば。
私も、此れ以上は引き留めないさ」

「けれど……其れでも。
其れでも、君が、私の大切な教え子の1人である事実は覆らないし、誰にも覆させない」

「……君は、君の其の心の儘に在りなさい。
例え信徒である事を辞めても、君が幸せになってはいけない理由等、何処にも無いのだから」

「……司教様……」

「……はい、はい。
今迄、何から何まで……本当に、有難う御座いました」

「……あぁ、そうだ。
実は、今回の君の事を、或る処にも話していてね。
"冒険者"に興味は無いかな?」

「え。
……冒険者、ですか?」

「あぁ。
特に、■■■■を拠点とする冒険者は多く、様々な者が居るそうだ。
私が話を通した《萌ゆる冀望亭》という宿も、冒険者達の拠点の1つでね……」

「もし気が向いたなら、此の手紙を持って向かうと良い。
最初は、居心地が悪いかもしれないが……彼処ならば大丈夫だ、と、私は信じているよ」

「…………」
そんなこんなで、ユーディットは《萌ゆる冀望亭》という名の冒険者の宿へ向かう予定が発生した。
其れが、具体的にいつになるかは不明だが……
只一つ、言える事が在るとすれば。
其れもまた、彼女にとって、大きな転換点と成る、という事だ――
シマナガサレv3.0 お疲れ様でした!!
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