Eno.20 イザベラの日記

*8日目* そのあと

波の音がする。
7日間聞き慣れた波の音、それは次第に木々の葉擦れる音と混ざっていく。

「!」



…立ち寝をしていたのか?というような、意識の覚醒。
周りを見渡せば、見慣れた屋敷のエントランス。
長い夢のようだった、…夢だった?あの7日間は。

「…そんなはずは無いわ
 だって…うん、ほら!」



お気に入りの鞄と、握りしめたシーグラス。
あとは…島で作った色々なもの。ゲーミングカニも!

ならば先にやることは一つ!
廊下をぱたぱた駆けて行って…元気よく、ある部屋をノックした。

沢山の思い出と…次の約束を抱えて。
この先永い時間を、より楽しく過ごしていくのだ。

次に会える時は、皆どれほど見違えるかを楽しみにして。

「ただいま!!!」