Eno.739 ツツユビの日記

【無色の鳥の記録】

従順に過ごす毎日を送っていた 紫の鷲は
7日間の交流を得て 自由を手に入れました

すり抜け 飛び越え 何処にでも

村にも 市街地にも 戦場にも
砂漠や 海の中 死者の往く楽園だって

それはふらりと やって来るかもしれません

生命の名前を護るため 生命が生きた証を忘れないため
透明な翼を広げて 飛び立って 生命の集う地へ




無色に染まった鳥は 見上げれば きっとそこに
それは静かに見守っていることでしょう