Ino.116 無名の島
輝く役目をサボったっていい、二人きりの島でなら。【身内用】
STATS
2人 / 人数
カジュアル / 難易度
スモール / 広さ
OVERVIEW
その星はずっと輝いていた、息を抜くのが下手くそだった。
きっと星自身も自覚がないままにずっと輝き続けていた。
最近は漸くその意識が身についてきたかもしれないが、それでもまだ下手なことには変わりない。
思いついてから時間はかかったものの、君を休ませる口実を手に入れた。
仲間が似たような状況下で陥ったトラブルを思い出して、嫌な予感もしたがそれもまた一興だろう。
“嫌な予感”と称したが、個人的には君と二人きりになるのは全く嫌ではないのだし。
――そうして私は君を連れ出した、星が一時の憩いを得られる場所へ。