Ino.133 クソボッチ島
システムに触れるためだけに作った島です。間違いなく沈みます。
STATS
1人 / 人数
カジュアル / 難易度
スモール / 広さ
OVERVIEW
FACILITY
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施設名
説明
場所
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テント
(元施設:拠点)- 風雨から身を守る、漂着者の活動拠点。エリア『拠点』が開放される。
この施設は設置時自動的に拠点へと設置される。 拠点
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拠点
- 風雨から身を守る、漂着者の活動拠点。エリア『拠点』が開放される。
この施設は設置時自動的に拠点へと設置される。 拠点
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拠点
- 風雨から身を守る、漂着者の活動拠点。エリア『拠点』が開放される。
この施設は設置時自動的に拠点へと設置される。 拠点
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ドラム缶風呂
- ドラム缶に海水を入れて沸かしたもの。設置場所にてアクション『お風呂』が使用可能になる。
また、時間更新時の不調にかかる確率を少し下げる。(重複無効) 拠点
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太陽熱蒸留器
- 太陽光による地熱で水を蒸発させて真水を集める装置。晴天時の時間更新後に確認することで真水を獲得できる。
拠点
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狩猟罠
- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 森林
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狩猟罠
- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 森林
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狩猟罠
- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 森林
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漁罠
- 魚を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で魚が掛かり、確認することで獲得できる。
魚が掛かる確率は設置場所と天気によって異なる。 岩場
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漁罠
- 魚を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で魚が掛かり、確認することで獲得できる。
魚が掛かる確率は設置場所と天気によって異なる。 岩場
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倉庫
- 木々を使って建てた物置。拠点に荷物アイテムを保管できるようになる。
拠点
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倉庫
- 木々を使って建てた物置。拠点に荷物アイテムを保管できるようになる。
拠点
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倉庫
- 木々を使って建てた物置。拠点に荷物アイテムを保管できるようになる。
拠点
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倉庫
- 木々を使って建てた物置。拠点に荷物アイテムを保管できるようになる。
拠点
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焚き火台
- 焚き火を行いやすいように専用の台を設置したもの。設置した場所にて一部のレシピが開放される。
また、アクション『あたたまる』が開放される。 岩場
TEXT LIST
漂着者一覧
- Eno.458
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- テンタティブ
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海上
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「オレを見るな」
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チャットとメッセージ
ゲーム中はチャットはALLと同じ表示がされ、またメッセージは公開されません。
エピローグ期間に入り次第チャットは通常公開され、メッセージはゲーム終了後に通常公開されます。
![](imgs/no_image.png)
「────じゃあな、じゃあなクソボッチ!
長生きしてみろよ! 有機物の集合陸地!」
全部の息を吐きだして、オレはよろめいて。
ゆらゆらと、甲板に座り込んだ。口の端から漏れ出る自嘲を抑えないで、垂らしたままに。
顔を上へ。目線を上へ。……夕日が目に差し込んだ。淡い、紅の太陽。
離れ逝くオレの、オレだけの島。もう見ないと決めている。沈むそれを認識したら、きっとオレは死んじまう。
見て死ぬよりかは、想像で苦しんでいる今の方がまだ良い。
あぁ。
クソだった。大変だった。疲れた。
こんな島、一生来たくない。
![](imgs/no_image.png)
────あのシマも、かなり最悪寄りだった。
いつでもクソ暑い。飯も水も自給自足。おまけに罠も何もかも簡単に壊れやがる。
ツタも網もねぇモンだから、鉄の斧を取るまでずっと地を見て歩いてた。
せっかく取った飯だって、そこまで腹に溜らねぇ。
少し歩いて水を取ればすぐに減りやがる。
最悪だ、辛いだなんて一言で纏められるほど良い週間ではなかった。
けれど。だけれど。
「……あそこでは、オレは確かに“オレ”で。
一瞬で消される様な無力感も無くて。
一歩ずつ、確実に前を向けて」
大きく空気を呑んで、その全てを音と共に吐き出した。
「じゃあなクソボッチ島!
オレはこれを忘れねぇからよ!
お前も、精々沈まねぇように足掻いてみろよ!」
![](imgs/no_image.png)
「何が神だ、何が権能だ!
クソ、クソクソクソッ! 全部クソだ!」
「オレを産み落としたヤツも、俺自身も!
全部、全部全部! クソッタレだ!」
「楽しくねぇ、面白くねぇ!
オレ、オレ……!」
「……もう少しだけ、あそこにいたかったな」
![](imgs/no_image.png)
「……願わくば、オレも“何か”に成りてぇな。
仮じゃない。仮の神じゃない。
別の……別の、個体的な何かに、さ」
「あーあ、つまんねぇ! クソほどつまらねぇよ!
オレの性質も、権能も! クソの役にも立ちゃしねぇ!」
![](imgs/no_image.png)
「……さて、と。
オレの話もここで終わりだろうな。
結局、オレは“仮”。
名づけすら面倒くさがった誰かが付けた、クソほど安直な名前。
ここで命尽きようとも、空に還ってまた“仮”を果たす。
つまらねぇ神生だよ、本当に」