Eno.11 レイモンド・マクファーソン

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「いやはや・・・波乱のスタートだぜ!」



どうやら、自分の他にも遭難してきたひとがいるらしい。
一人ではないことがわかって、少しホッとした。
それはお互いきっと思っていることだろう、7日後に船が通ることを知り
団結してそれで生き残ろうと、頑張ることにした。

ニコル。
緑髪仲間だぜ!
ゆるふわっとしているが、不思議な感じがする。
近くはないが遠くない感覚が・・・気のせいかもだが。
テントを張ってくれて、蒸留器を作ってくれたぜ!

リンカ。
どうやら遭難してきたときに武器をなくしちまったらしい。
武器を失くすのは非常に困るだろうからな・・・
しかもそれが魔力で動く、高速で動きなんでも切断できる刃だとか。
・・・貴重そうな武器だし、塩でダメになったら大変だ!

ピスティッペー。
名前がすごいと思った。魔法の呪文のようだぜ!
槍を持っていたようだが・・・柔らかかった、熱でダメになったんだろうか?
俺の銃やリンカの武器に興味を示していた。
それに森の中で素材を沢山見つけてきてくれた!頼りになる!

オルキーヌ。
最後に流れついてきたらしいやつだ。
とても背がデカイ、というのが第一印象だぜ!
寝てる間に流れてきてしまったらしいから、とても災難だったな・・・。
だけど元気そうで何よりだ、一緒に頑張っていくのが楽しみだ!


・・・自分はというと砂浜を歩き回っていた。
ドラム缶やら、色々見つけて拾い集めていた。
ポラロイドカメラもあったが・・・?

「風景を切り取る魔道具のようだぜ!
 ルヴィに見せてやるために切り取ってもいいかもな!」