Eno.11 レイモンド・マクファーソン

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「少し寝たが、起きてもやっぱり島だな!」



夢じゃない。現実だ!
ほんとに自分は島にいるんだなあ…と思った。
隣にいたはずの恋人、マジで置いてきちゃったんだな…

勿論、出会った4人もちゃんと居るわけだが
それは俺にとってはかなり救いかもしれない。

まだみんな熟睡しているようだ。
無理もない、こんな慣れない土地だから、みんなはしっかり寝るといい。

何か使えるものがないかと、起きて砂浜と岩場まで足をのばしてみたが、結果は芳しくなかった。

…壊れた釣具くらいかも。
とりあえずそれは直しておくことにした。
もしかしたら、岩場のあたりで使えるかもだし。

少し休んだら、砂浜にもう少し行こうかと思う。

「川釣りしかしたことないが、できるだろうか!
 ま、なんとかなんだろ。」


「そういえばボトルシップ拾ったぞ!
 これルヴィが喜んでくれそうな気がするぜ!」