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Eno.434
エイリーク・N・A・ウエザラル
今はたゞ・・・・。
ひとり・・・・静かに眠る・・・・。
隣にいる疲労困憊で、ぐったりとしているコンラードの
事を知る由も無いまま・・・・。
そう・・・・目も永遠とも言える時間の中で光が焼き付いて
しまい、もう真面に目を開けて物を見る事さえ敵わない。
耳も・・・・人が聴いた事が無いような音を延々と聴いていた
為に聴力が著しく落ちている。
体も所々が『分解』されかけたような傷が残っている。
それでも、まだ彼は生きている。
深海に還るその時が来るまで。