Eno.568 すずめ

██_█_█ █:█.log

OWLs-████54:
 大変だOWLs-████889!████889が!


OWLs-████889:
 落ち着けOWLs-████54、████889がまたイレギュラーで排出されてしまったことは知っている。
 前回の緊急プロトコルの処理を再実行しておいたので、
 ████889が一切活動できない状態での排出は免れている。


OWLs-████54:
 しかし、例の世界の中心へは相変わらずこちらからの安定した通信は確立できないのだろう?


OWLs-████889:
 なので前回…"事例████889"以降に新たにイレギュラー排出が発生した時に
 現地で活動可能なサポートおよび護衛をする「████」を用意し、
 排出される████889と同時に送り込む処理も行った。


OWLs-████54:
 「████」……
 それは確か、"████569-2"のような存在を増やさないようにするための存在だったのでは……


OWLs-████889:
 ああ、「████」は本来、"外から内"のものを監視、対応するモノだったんだが、
 今回は"内から外"、監視対象は████889として転用することにした。
 コイツがいれば"事例████889"ほど過酷なことにはなら―――


OWLs-██████:
 報告。████は████889と同世界に送り込まれたのは確認したが、
 どうやら別の位相に送り込まれたため、接触できていない模様。
 こちらはこちらで独自に、████の████889との接触、あるいは████への帰還をできないか試みます。


OWLs-████889:
 そうか。
 …………そうか。


[EOF]