Eno.433 コンラード・N・A・ウエザラル

・・・・・・・・僕は。

コンラード
「・・・・・・・・・」






・・・・・・・・あゝもう『僕』は倒れて動けなくなってしまったんだな。
エイリークの事は心配だけど・・・・もう無理みたい。
それに・・・・僕も『焼かれていた感覚』が残っていて、ずっと眠れなかった。

だからこそ・・・・リスポーン機能を切ってしまった。
ここでならだれにも邪魔されず眠り・・・・『海に還る』事が出来る。

・・・・・・・・あゝ・・・・そうか・・・・そうだったんだ。

僕からも『触手』が生やせれる時点で気が付くべきだった。

僕もエイリークと同じ『寄生虫』だったんだ・・・・。

たゞ・・・・エイリークに『本能全て』を奪われていただけで。

僕も人ならざるモノだったんだ・・・・なから、こんなに海に
焦がれるんだ・・・・それなら・・・・もう決まった。

僕もエイリークと共に・・・・海に還ろう・・・・ヒトの姿を
捨てて・・・・本来あるべき姿へ・・・・。

そう・・・・このまゝ・・・・『誰にも邪魔を、されなければ』の
話だけどね・・・・。