烏丸夜交の黙示録Ⅱ ♨ながめの湯♨

「広い風呂がほしいという要望で
今回は岩風呂を作ったんだが……」

「作り終わった後……
まぁ、色々と衝撃のニュースが飛び込んできてなぁ……
意外とあっさり判明したな…… 本人の自白だけど」

「まぁ、オカルトバスターではない俺には、さほど問題ではないことだ。
少なくとも1年…… 卒業まではな」

「それはともかく……
岩風呂作りは永埜目に手伝ってもらった」

「あいつの腕が思ったよりほっそい小枝だったから
まぁ力仕事はぜーんぶ俺だったが!」

「……それでも、多少は頼りになるじゃないか。
今、この島で一番変わったのは……あいつなのかも、な」

「さて、明日でもう3日目か。
そろそろ脱出の手段を見定めたいところだが……」

「……ん?明日で3日目?
じゃあ今日って……」

「………エイプリルフール?
あー……」

「なずむの宣言、四月馬鹿のネタだったりするか…?
ククク……あいつの性格ならありえるところが怖い。
まぁ気にしても仕方ない。今はこの異界を抜けねばな」