Eno.320 妖精王オベロン

Act1.『久しぶりだね、無人島』

やあティターニア!
オレは一年ぶり?いや二年ぶり?かな?
オレは今、バカンスに来ているよ。

いやあ、やはり人の手が入らない未知の土地って素晴らしいね!
泥水の湧き出る泉に泥のミネラルウォーター!


いやあ…妖精の王サマになって、はや莠コ髢薙r霎槭a縺ヲ縺九i縺ョ縺阪♀縺上↑繧薙※螢翫l縺溘h年!

文字通り、泥水を啜ることがあるんだなあと…しみじみ思っているところだよ。


巻き込まれた吸血鬼くんは可哀想だと思うけど、まあ…一緒に頑張ろうね。
おいおい仲良くなっていこう。
とりあえず、お互いに今は絶不調だから、とりあえず休んでるよ。



…で、何故またこの島にいるかって?
いやあ、用心棒が旅に出て数か月。


待ちぼうけに、少し飽きちゃった。
おかしいね?
10年とか100年とか、そういうのですら時の流れは早かったのに。
ここ1~2年。なんだか長かったような、短かったような。そんな気がする。


…ああ、何を話しているんだっけ。

ああ、そうだ。

まあ、旅に出る者っていっつもそうだよね。
一度出かけたら、何ヶ月も帰ってこないなんて普通で。
待つ方の気持ちにもなって欲しいものさ。



…ああティターニア、君もそうだった。




Act1.『久しぶりだね、無人島』 終わり