Eno.611 『藤見崎鉄』

7ぐらい

彼はげんきにしているかな。
また雨の匂いだよ。
噂のいない町は、どんなに静かな事だろう。
退屈じゃあないかな。そんなことないか。
彼は多分、幸せに過ごしている。
お土産話できたらいいな。

お土産にマネキンをもう一体増やしてあげよう。
喜ぶかも。
なまえは、うん。田中さんがいい。