Eno.179 翠色の髪の少年

魚介

木を切ろうかと考えたが、鉄の斧が無かった。
なら違う何をしようか考えて、釣りをした。
マジで色々釣れるな………

マンボウはでかいし長い魚は………長い。

すぐ手持ちがいっぱいになって
動けなくなった時は焦った。
色々手持ちから捨てて動けるようにはなったが…

もう少し取りたかった気持ちがありつつも戻った。
ちょっとだけ焼いてくれたご飯を切り分けて、
とりあえず貯めれるだけ雨水も貯めてしばらく休むか…


俺が死んでるか死んでないかで言えば、分からない。
しばらく腹が減ることも、喉が渇くことも無かった事だけは分かる。
長い時間、色んな場所を歩いた記憶もある。
自分は恐ろしいくらい何も変わらない。
久々に目まぐるしく変わる状況や景色を見た気がする。
ひょっとしていつの間にか幽霊になってたりする…わけないな、
ちゃんと鼓動は鳴ってるし。