Eno.460 カミラ・T・N・ノーグ

私の華麗なる漂流記10

無人島でお紅茶が作れる日が来ようとは…想像もしませんでしたわ。

ですがどうでしょう。

美味。

美味ですわ~!

私ったらやれば出来るではありませんか!
やはりサバイバルに関する書物を読んだ甲斐がございましたわ!

うっふふ!
ノーグ家を舐めないでくださいまし~!!





思い返します。
あの日、私が乗った船にあの男の姿が…
ありませんでしたわ。

よく思い出してみますと、あの男、あの時
あとから合流すると言ったような…?

…。

…おかしい。