Eno.105 シノノメシスター

遭難記#2_独白

記憶を失う前の私。
それは、吸血鬼の館で副執事長をしていたそうだ。
そして、異世界の年末に催される祭典___ぽれんに数回、出ていたらしい。
この島に集まった人の中には、過去に敵対した人ヵヮョサン共闘した人みやげサンがいる…。 勝手に言及してすみません…
記憶を取り戻すきっかけになりそうではあるが…どうなんだろう。
身体が記憶を思い出すのを拒否している。
過去のことを思い出そうとすると、謎の映像が頭に流れる。

落ちる記憶。
…でも、自分は慌てていない。むしろ落ちることを望んでいる。
だから、私はこう推察する。

__こうなる前昔のころの私は…
自分で人生を終わらせようとしていた…