Eno.533 疾流駆=テイラー

上昇し続ける文明レベル

とうとう離れ小島に渡る橋が完成したわ! 橋よ!? 素晴らし過ぎるわ!!
小島には助けてくれるような先住民とかはいなかったけど
(当たり前よね、この辺は沈んだり浮かんだりするらしいから定住は難しいわ)
色んなブツが見つかって新鮮よ!

そしてそこからの戦利品でわっしょーが砂糖を作ったんだけど!
飴まで作ったんだけど!! マジすげえわ!
どうも石臼を作って、甘い汁が出る草をゴリゴリして、
それを煮込んだりなんだりで作ったみたいなんだけど……天才だわ……!
久しぶりのスイーツの味はとってもうまかった!

石臼の存在は気になってたけど、作り方が頭に入ったのはいいもののどう使えばわかんなかったのよね。
そういえばラッキーが超すっぱいジュースも作ってたわ。
あたしもいい感じのきのみが手に入ったらチャレンジしてみるのも手かしら!

それから、なんだかどんどん暑くなってきてるような気がしたわ。
でも小島で入手した『凍てつく花』でなんか涼しい部屋を作れるって気づいたの。
思えばちょうど……っていうかややギリギリのタイミングだったわね!

どうにか集められる分の素材を集めて、
手順を書いたメモを残しておいたらわっしょーとラッキーが全部終えてくれてたわ!
三人の誰が欠けててもたどり着けなかった結果よ! エクセレント!!
これで覚悟してる暑さが実は大した事なかったとしても、まあそれはそれ。
多分お風呂でのぼせた時なんかに使えるし、力を合わせて成し遂げられた事があたしは嬉しいわ!

それにしても文字ってこんなに便利だったのね!
あたしは今はこの島の不思議パワーで文字を使えるだけで、本当は読み書きはほとんどできないの。
助かったらその先でお勉強するのもいいかもしれないわね!
元いた世界に戻れるかは正直わかんないんだけど、まあ生きてりゃどうにかなるんじゃないかしら!