Eno.11 レイモンド・マクファーソン

4/3 *1

「熱中症には注意した方がいいぜ・・・塩と水!」



ニコルと話していたら、ぐんぐん気温が上がっていくのを感じた。
これは・・・思った以上に暑い。
拠点の中にいるからまだマシだが、外に出れば高温にあてられて体調を崩しかねない。

しかし俺は罠を見に行く、結構楽しみなんだこれが。
リンカは粘土を堀りに行ったようだ、熱中症に気を付けてほしい。

流石にこの暑さじゃ獲物はいないかと思われたが・・・
イノシシがかかっていた!イノシシは嬉しい、何故なら可食部が多いのもだが、皮だ。
ノコギリを作るのに持ち手を覆う革が必要だと思っていたからだ。

しかし、なめす方法がわからない。
拠点に戻ってきて暫くして、ガイドとにらめっこしていたニコルがそれらしき記述を見つけた。
どうやらタライが要るようだ、タライ・・・。

浜を歩いていた時はタライらしきものは一度も見つかってないので、暫くまた砂浜を歩くことになるかもしれない。

ピスティッペーはみんなの睡眠と入れ違いになってしまったが、真水を大量に作ってくれたようだ、凄く助かるぜ!

木材が一気に枯渇した、さっきピスティッペーがとってきてくれたのに・・・
次は砂浜もだが木材とりも少しやるかな・・・。

「ニコルが言ってたが、花火ってのが音と光で凄く綺麗なんだそうだ。
 ルヴィにも見せたら喜んでくれるだろうか?眩しくて目を細めてしまうかな。」