よっつめの幸運
俺は幸運だ。
皆の協力の甲斐あって、あの離れ小島に橋をかけることができた!
一番乗りも譲ってもらって、色んな変わった植物を集めてこれた。
師匠が作った石臼で、木の実をすり潰したら砂糖みたいに使えたりさ。
シルクが採取した冷たい花で、猛暑に耐えられる涼しい部屋も作れた。
俺は幸運だ。いいものをたくさん拾えた!
刃物を研ぐのに使えるなめらかな石、パンのもとになる木の実、
たくさん水が入るドラム缶、罠にかかってたイノシシ……。
それ以上に。
俺は幸運だ。ふたりと助け合うことができて。
シルクはやりたいことにまっすぐでいいやつだ。手助けしたいと思う。
うっかり、飴をくれた師匠のことをじいちゃんと呼んでしまったな。
いいやつらで本当によかった。
俺は幸運を持っていると勘違いしてしまいそうになっちまう。
皆の協力の甲斐あって、あの離れ小島に橋をかけることができた!
一番乗りも譲ってもらって、色んな変わった植物を集めてこれた。
師匠が作った石臼で、木の実をすり潰したら砂糖みたいに使えたりさ。
シルクが採取した冷たい花で、猛暑に耐えられる涼しい部屋も作れた。
俺は幸運だ。いいものをたくさん拾えた!
刃物を研ぐのに使えるなめらかな石、パンのもとになる木の実、
たくさん水が入るドラム缶、罠にかかってたイノシシ……。
それ以上に。
俺は幸運だ。ふたりと助け合うことができて。
シルクはやりたいことにまっすぐでいいやつだ。手助けしたいと思う。
うっかり、飴をくれた師匠のことをじいちゃんと呼んでしまったな。
いいやつらで本当によかった。
俺は幸運を持っていると勘違いしてしまいそうになっちまう。
「……ヒトデ」
「聞いてくれるか。
俺は本当は、幸運の天使じゃない……」