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Eno.434
エイリーク・N・A・ウエザラル
暑さの中で。
遂に熱波が来てしまったようだ。
灼熱の空気が、島全体を包む・・・・常人なら直ぐに熱中症に
なるような暑さである。
その暑さの中でも平然と汗もかかずに眠り続けるエイリーク。
彼自身・・・・長時間、実に『約200兆年』もの間、その肉体が
焼かれ続けていた故に、その身は暑さ・・・・これこそ激しい熱にも
耐えられるようになったのだ・・・・。
ゆえに・・・・このくらいの暑さ程度では、全く問題ないようだ。
そして・・・・たゞゆっくりと時間は過ぎて行くのであった。