Eno.86 竜藤ツナグ&サラマル

DAY3:サラマル視点

ツナグと肉を食べた!
肉は嬉しかったけどその途中でハカセって子の言ったやり方で動物から肉をナイフで取り出したんだ。
おれも知らなかったけど、動物の肉って本当に食べれるんだな!
でもツナグは気分悪そうだった。
それくらいはわかるよ。あんまり良い光景じゃないもんね。
それからは、ツナグと一緒に焚き火で焼いて食べた。

「だいじょうぶ?おれの技で肉焼くよ!」



「いやいいよ……雷属性があると焦がしちゃいそうだし……」



「俺達、キャンプでサバイバルしてみたつもりだったけど……いざサバイバルしてみると現実って厳しいんだな……」



「うーん……ツナグは頑張ってるとおもう!」



「そっか……そうだよな……
 よし、俺これからご飯にちゃんと感謝するよ……命を食べてるんだもん」



「ツナグ頑張って!ピーマンもちゃんと食べよ!」



「ばッ……ピーマンはいいだろ!野菜だし!
 ……てかなんで俺の嫌いなもの知ってるんだよ!」



「ずっと一緒にいたらわかるよ~」



あれ……?ご飯の時にピーマンって出てたっけ?
それともキャンプの時だっけ?
……まあいいや。
焼いた肉はキャンプのバーベキューみたいで美味しかった!

……そのあとツナグが「カエルくらいなら……そのままでもいけるだろ……」って言って焼いて一緒に食べたんだ。
うん、まずかったな!おれは好き嫌いしないからいいけど。