覚書05
「やっぱりなにも聞こえないし使えなさそうかい?
生まれながらに聖職者向いてないんだねえ」
「生まれも何もダメでしょ。
根っから信仰心のない奴にシスターさせたら……」
「いやいや、そんなことないよ。
似合ってるしさ、シスターは形だけでいいのさ。
建物が建物なばかりに、空気読まないとかなって……」
「神ってそんな見た目を気にするの?」
「……たぶん?
でも、まあ、君なら神から授かった力が無くても大丈夫でしょう。
実際強いし、それに……」
「最後は自分の力でなんとかするしかないからね」
生まれながらに聖職者向いてないんだねえ」
「生まれも何もダメでしょ。
根っから信仰心のない奴にシスターさせたら……」
「いやいや、そんなことないよ。
似合ってるしさ、シスターは形だけでいいのさ。
建物が建物なばかりに、空気読まないとかなって……」
「神ってそんな見た目を気にするの?」
「……たぶん?
でも、まあ、君なら神から授かった力が無くても大丈夫でしょう。
実際強いし、それに……」
「最後は自分の力でなんとかするしかないからね」