Eno.433 コンラード・N・A・ウエザラル

氷室の中で・・・・。

 
さて・・・・僕の『肉体』が、此処に運ばれて『僕自身』も
引っ張られる感じで一緒に此処に来たのだけど。

うん・・・・暇だ!
氷室の中は基本、暗いし・・・・余計に代わり映えの無い
景色だから・・・・マジで、ひーまーだー!!

まぁ外に少しくらいは出れるけどね。

どうも・・・・肉体が残ってるせいで・・・・こう・・・・
ケーブルというか何と言うか・・・・紐付けされてる感じで
そんなに自由に行けないんだよね。

うーん・・・・なんでだろ・・・・?
他の世界なら、こういう事は発生してなかった筈・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なんだけどなぁ。

とりあえず・・・・氷室から頭だけ出してみるか・・・・
いやぁ・・・・こういう時、透過できる状態のは良いね。

ん・・・・なんか拝んでる娘が居るな・・・・?
氷室に拝む趣味でもあるんかね・・・・まぁいっか。

あ~それにしても、これで物とか持てれば完璧なんだけどなぁ?
そうしたら・・・・悪戯し放題だし。

うん・・・・空の方は曇って来ているようだね。
雲の流れが速い。

これは・・・・『熱帯低気圧』が来る前の雲行きだ。

早ければ明日には熱低が来るかもだなぁ?

エイリークの事が少し心配だけど・・・・『端末』を通じた感じ
だと・・・・意外と大丈夫な感じなんだよね。

まぁ・・・・天候が荒れるようなら『アイツ』が何とか
するだろ・・・・と言う事で、僕は暇を持て余しますか。