4.念願の
……苦節、数日。ついに念願を果たした。
つまり、プリンアラモードの完成である。
後に彼は語る。


自慢のお手製とっておきプリンは、冷蔵庫に大事にとっておこうね。
無記名なので、気付いたらなくなっているかもしれないけれど。
誰かの腹と心が満たされるなら、それでもいいのだ。────そう、職人(偽)は語る。
つまり、プリンアラモードの完成である。
後に彼は語る。
「気付いたんです。卵と牛乳っぽいものがあるなら、プリンだって作れるのではないかと」
「……このプリンが教えてくれました。諦めなければ、夢は叶うのだ────と」
自慢のお手製とっておきプリンは、冷蔵庫に大事にとっておこうね。
無記名なので、気付いたらなくなっているかもしれないけれど。
誰かの腹と心が満たされるなら、それでもいいのだ。────そう、職人(偽)は語る。