Eno.434 エイリーク・N・A・ウエザラル

嵐の前に・・・・。

 
「みっけたぁ!」

森の奥深くで響く、ある青年の声。
その目的の『モノ』を発見したようだ。

「・・・・コンラードさんと違ってこっちはちゃんと生きてる・・・・。
 とりあえず、屋根がある東屋まで・・・・」

大人しく背負われて運ばれる彼。
屋根があるという東屋まで運ばれる事だろう・・・・。

嵐に対して若干、不安があるものの無いよりかマシだろう。

いずれにせよ・・・・彼は『青年』によって比較的、安全な場所へと
運ばれて移動する事が出来た。

とりあえず・・・・嵐が過ぎ去るまで東屋で過ごす事になった
エイリークなのであった・・・・。