Eno.29 大亜ヒルヲ

嵐が呼ぶ! 波乱のチームバトル!

スッゲー!
またアヒルバトルをしたぜ!
今度は4人で、『レギュレーション:チーム』だ!
今回の対戦カードは、アイの『キイロマン』&カオルの『フライングサメ号』。
対するは棒人間の『モノクローム』&オレの『ライジングエンペラー』だ。

まずは先輩のオレからいくぜ!
キイロマンに『ブライト・アタック』を仕掛けた!
すると、なんとアイは新技を用意していた。
『アイシクルターン』……防御と攻撃を兼ね備えた、氷属性の技だ!
突撃するも……硬ェ!? 表皮が氷で覆われてやがる!
オマケにフィールドはどんどん氷に包まれる……。

どうやらフライングサメ号は氷属性と相性がいいらしい。
自慢のまつ毛が氷を纏った!
まつ毛……未知数だな……。

一方モノクロームはライジングエンペラーの飛沫に合わせて姿をくらませていた。
機を見て死角からフライングサメ号に奇襲を仕掛けるモノクローム!
しかし対するフライングサメ号はつけま3枚だ!
攻防の結果……寸前まで迫ったモノクローム、角度を変えて一閃!
ケツに攻撃を受けてひっくり返るフライングサメ号!
……しかしタダでは転ばない、即座に体勢を立て直すフライングサメ号。

ライジングエンペラーもこのままではいられない。
フィールドの氷を割ってみたぜ!
何事もやってみないとわからないからな!

すると……フライングサメ号は最後の攻撃に打って出た。
必殺技『マスカラ天まで届け!!!』だ!
氷を纏い長く伸びるまつ毛とともに激しく回転!
攻防兼ね備えた強力な技だぞ。
キイロマンはそれに合わせて援護に出た。
波……氷の波だ!
このままではヤバい!

すると棒人間、何か策があるらしい。
もちろんオレは相棒に賭けるぜ!
ボディを沈めて……勢いよくキイロマンへ射出!
攻撃は命中! 援護能力が低下した!
ナイスだぜ、モノクローム!

そしてオレは、ライジングエンペラーは、決死の反撃に出る。
モノクロームの支援により氷の波は弱まっている。
やるなら今しかない!
いくぜ、『シャイニング・チャージ』からの……『チャージング・フラッシュ』!!
氷の波が消え、閃光が奔る。
クリティカルヒットだ!
フライングサメ号は沈んだ……。

あと残るはキイロマンのみ!
と思いきや連鎖攻撃コンボが決まっていたらしい。
ともに沈むキイロマン……。

ということは……オレたちの勝利だ!
やったぜ! 棒人間とモノクローム、ありがとな!
連携プレーが決まったぜ!
アイのキイロマンとカオルのフライングサメ号の連携もなかなかのものだったぜ……!
このまま長引いていたら勝負は分からなかったかもな。

今回のバトルも楽しかったな!
この時間がずっと続けばいいけど楽しい時間は有限だ!
また熱い戦いを繰り広げたいぜ!