■■■ 流島高校の異海遭難記 ■■■
(白紙)
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「…………」

「すげぇな……なんっにも思いつかん。
タイトル捻り出した時点で限界だったか」

「どうもおれに文筆の才は無いな……。
いや第一、楽しみは肌で感じて心に焼き付けるもんであって
文章って形にしちまうと薄まる気がすんだよなぁ! 感情がさぁ!(負け惜しみ)」

「……」

「だからあばよ、
流島高校の冒険記録」
<諏王はほとんど白紙の記録を焚き火台の火に投げ入れた。
紙片は見る間に黒くひしゃげていき、唯一書かれたタイトルもじき読めなくなる>
「ダラダラと惜しんだりはしねぇから、
生まれ変わってまた次の冒険を持ってきてくれよ。
出来るだけ早くな」