Eno.210 隠岐村 光緒

日々思うこと

どれだけ修行を積んでも、大自然の前では無力だ。
自分一人ならともかく、他の人間まで生かす力はない。
そういうのはむしろ農業のほうが向いている。
だから俺達は稲を育てるんだろうか。

「幻術の類… いやそれにしては…
 もっとなにか大規模な」


「この世界のルールに従って脱出を試みれば、おそらく状況が動くはず」



「忍科にもう少し関わっていれば… いや、今更だ」